社会の中でも自分らしく。
仕事を通して誰かに
まなざしを注ぎたい
西田健太朗 /
コミュニティオペレーションユニット

自分らしくいることを諦めない。
そう思わせてくれた
YADOKARIとの出会い
大学4年生のとき、シェアハウスに住んでいて、家族以外の人の前で初めて「自分のことを包み隠さず、自分らしくいられている」と実感しました。毎晩オーナーさんとの対話を重ねるうちに、「社会の軸ではなく、自分らしさをもっと大事にしたい。」って思ったんです。自分の個性って、一人では気づけないけれど、誰かと一緒にいるからこそ見えてくるんだなって。そのうえで、血のつながりもない人が真剣に向き合ってくれて、あたたかいまなざしを注いでくれるという体験は、本当にうれしかった。けれど同時に、「ここは家庭でも社会でもない、特別な場所だからこそできることなんだ」とも感じていました。
YADOKARIを知ったのもその頃で、展示会でメンバーと出会い、星天qlayの開業イベントにも誘ってもらいました。そこで立ち話をしたのが、YADOKARIの伊藤です。何気なく「これからどうしていきたいの?」って声をかけてもらったんですが、その言葉がすごく印象に残って。彼と話して、シェアハウスで感じていたことを、初めて社会の中で肯定してもらえたような気持ちになりました。「ああ、これってコミュニティって呼ぶんだ!」ってストンと腑に落ちて、視界が一気にクリアになったんです。
その出会いをきっかけに、「社会の中にもこういうまなざしを持っている人がいるんだ」って知って「どうして自分は社会で自分らしくいることを諦めていたんだろう」って思いました。そのタイミングで目に飛び込んできたのが、YADOKARIが運営する「Tinys Yokohama Hinodecho」の店長募集。大学最後の春休み、企業への入社を目前に控えた3月末でした。結局、内定先の会社では3日だけ働いて退職。頭から離れなかったYADOKARIの募集に、思い切って飛び込みました。

“まなざし”に導かれ、
Tinys店長への挑戦
自分がありたい姿で働いている人がいて、その環境で自分も挑戦したい。ジョインしたときはその一心でした。 サーフィンのインストラクターをやりながら、週末はTinysの店長業務。「何をしたいのか」を常に問われ、店長として大きな裁量を任された日々は、責任とやりがいに満ちていました。日々のオペレーションで手一杯で、自分の表現をのせようとイベントも企画したけど、思うようには形にできなくて。本当に修行のような日々でしたね。
支えになったのは、一緒に働いていた大学生スタッフの存在です。進路に迷う子の話をじっくり聞いたり、自分の迷いも正直に共有したり。お互いにまなざしを向け合えたことが、自分にとって幸せな瞬間でした。
1年間店長を務めて、Tinysはクローズ。その後どう自分の姿を表現していこうかと考えていたとき、IPOを目指すYADOKARIの真ん中に、社員として飛び込むチャンスをもらいました。営業未経験の自分を信じて受け入れてくれた社長やメンバーへの感謝は尽きません。だからこそ、この人たちと一緒に歩きたい、YADOKARIの一部でありたいと、自然に心が決まっていきました。
受け取ったまなざしを、
今度は自分が届けていけるように
セールスの仕事は未経験。効率や収益を考えることは正直苦手意識があったけれど、「お金を稼ぐことの意味」や「効率を求める環境」に直に触れたのは大きな経験でした。今まで自分とは違うと遠ざけていた価値観も、大切なことなんだと実感できたんです。その感覚を持ちながら、自分らしい“牧歌的”なあり方も大切にしたいと思いました。
そして今は、YADOKARI VILLAGEのオペレーションを担当しています。施設の立ち上げ途中から関わって、施設の見え方や予約動線、備品のことまで一つひとつ考えてきました。大変だったけど、ようやく「整った状態からどう良くしていくか」を考えられる段階になってきました。
特にこの場所では、お客さんが「ただ楽しかった」「綺麗な施設だった」で終わるんじゃなくて、新しい気づきやワクワクを持ち帰れるような体験を届けたい。自分がYADOKARIと出会ったときに受け取った“あたたかなまなざし”を、今度は自分が誰かに向けていけるように。無人運営の難しさはあるけれど、チームで工夫しながら、あたたかさを感じてもらえる場所をつくっていきたい。そんな環境をどうやって描いていくのか、それを考えることが今はすごく楽しいです。
